忍者やべぇ

・日記っぽい使い方がしたくなったので日記書く。

山田風太郎甲賀忍法帳を読んだ。

甲賀忍法帖 (角川文庫)

甲賀忍法帖 (角川文庫)

私が読んだのは昭和四九年に発行されたバージョンだったんだけどその表紙はアマゾンさんにはなかったので新装版のほうを貼る。

忍者やべぇ。とにかく忍者やべぇ。
そうか、粘液を口から飛ばしたり、全身から水分を出して縮小したりする人間を描くときにわざわざ魔法だとか超能力だとか言わなくても「忍者だから」で済んだのか!
つーか、作者は忍者のことを人間だと認識してないだろ。山田風太郎先生の中の忍者っていうのは多分「人と同程度の知性を持つ、人とは異なった身体構造を持つ生物」くらいの存在だろ。この世界の侍は刀なんて振り回してる場合じゃねーよ。
忍者のほうがどう考えても武芸者数人より強いとかなんのために武芸者は存在するんや……!

とにかく貴様ら、忍者のヤバさをもっと知るべきだと思います。

たまに手を出したことのないジャンルに手を出してみると想像と全然違って楽しい。そのうち苦手意識を捨ててもう一度くらいハードSFと呼ばれるジャンルに手を出してみるべきかもしれない。